切らないし痛くない!ワキガ手術のビューホットのデメリットとは?
最新のワキガ治療では「切らないし、痛くない」という手法が増えてきています。今回紹介する「ビューホット」というものもそのうちの一つです。ただし、手術である以上、やはりメリットばかりではありません。
今までの主流だった剪除法(せんじょほう)や吸引法が再発やダウンタイムでのリスクが高いとされているのに比べて、再発もしにくくダウンタイムも短いというのであれば気になると思います。
今回はそんな話題のビューホットの、あまり語られることのないデメリットについて解説していきたいと思います。
>>切らないし痛くないけど手術でもない低コストのワキガ解消デオドラントクリームの総合レビューはこちら
ビューホットは保険適用されない
さすがに2014年から出回り始めた最新の治療方法なだけあって、費用が高いです。1回の施術でだいたい30万円くらい飛びます。再発しにくいと言われてもなかなか踏ん切りがつかない高額な手術ですね。
せめて保険適用が出来れば安く上げることも出来るのでありがたいところなのですが、このビューホットに関しては保険適用外となってしまいます。
ビューホットはミラドライなどと同じく、高周波という目に見えないものを飛ばしてワキガを治療します。剪除法のように切開するわけではないので見た目に傷も目立たないのですが、美容形成の部類に入るようで、普通の病院ではなく美容クリニックで施術されるだけに高くついてしまいがちなようです。
色素沈着を起こすこともある
1回10〜15分間という短時間で完了してしまう上に再発しにくいというメリットばかりが目立ってなかなか表には出てこないデメリットになりますが、ビューホットで色素沈着を起こすという例がいくつか報告されています。
これはビューホットが針を皮膚に刺して高周波を照射するという手法であることによるデメリットだと言えますね。
この色素沈着は最終的には治まると言われていますが、ダウンタイムが短いという情報だけを鵜呑みにして施術してしまうと、なかなか消えない色素沈着に戸惑ってしまうことになりかねません。
また、手術である以上、施術する医師の腕前にも左右される事は考えられるのでかなり注意が必要です。
デオドラントクリームでビューホットは代用できる
ビューホットは切らないし痛くないのでダウンタイムも少なく、手術とは思えない手軽さがあるワキガ解消方法だと言えます。ただし、どうしても今回紹介したような保険適用や色素沈着のデメリットがありますし、ノーリスクとはいかなくなります。
更に使う器具も小さくて小回りが利くので脇以外の部分のニオイである「すそわきが」や「ちちが」、「しりが」といったデリケートゾーンにも安心して施術できるという利点があるのですが、これらもすべてデオドラントクリームで手術なしで解決出来てしまいます。
ワキガドクターが使っているデオドラントクリームであれば、ノーリスクで簡単に塗れてすぐにニオイを消すことが出来るし、無添加・無香料・無着色で刺激が無いのでデリケートゾーンにも使うことが出来ます。
もしあなたがビューホットを検討しているのであれば、手術を受ける前に一度はチェックしてみるといいと思います。
ワキガドクターの厳選コンテンツ!わきが・多汗症対策のススメ
関連ページ
- ワキガの手術「剪除法」って再発や傷跡が残るデメリットはないの?
- ワキガの治療の手術の中でも「剪除法(せんじょほう)」という手術は保険適用となる可能性があることから安価に済むと評判ですが、脇の下にメスを入れる手術なだけに術後の再発や傷跡が残ったりした場合のデメリットはとても気になるところです。
- ワキガの手術はどうしたら保険が適用される?3つの条件を紹介します
- わたくしワキガドクターが最初にワキガの対策をしようとしたときに真っ先に検討したのは手術によって消臭をすることでした。そこで気になるのはワキガの手術は保険が適用されるのか?保険適用とするには何か条件があるのか?ということです。実際には条件が3つほどあります。
- ワキガの手術は術後が痛い?実際に受けた人の感想をまとめました!
- わたくしワキガドクターも数年前までは恋人に勧められてワキガの手術を検討している時期がありました。そういった場合は費用などのコスト面はもちろん気になるのですが、一番はやっぱり手術って痛いのかどうか?ってところが重要ですよね。
- ワキガの手術が受けられない場合がある?どうしたらいい?
- ワキガを治療しようと思った時に最初に思い浮かぶ選択肢といえばやはり手術ではないでしょうか?ニオイの元になるアポクリン汗腺を除去する剪除法という手術ならコストも現実的だし受ける人も多いので技術も発達している方法なので安心ですよね。しかし、そんなワキガの手術を決断して病院に行ってみても、病院側から手術を断られてしまって受けられない場合も多いって知っていましたか?今回はどういう場合にワキガの手術は断られるのか?手術を受けられない場合ってどんな状況なのかを解説していきます。
- ワキガ手術の皮下組織吸引法は再発しやすい?リスクと費用はどう?
- ワキガの手術の一つである皮下組織吸引法。脂肪吸引と同じように皮膚に切り込みを入れてカニューレという器具でワキガの原因となるアポクリン汗腺を吸い取ってしまうというこの手法は皮膚科などよりも美容クリニックで行われている手術です。脇の下を1センチ程度しか切らないので痕が残りにくく女性に人気があるのですが、費用に対して再発のリスクが高いんですよね。今回は皮下組織吸引法の費用とリスク、そして再発する理由を解説していきたいと思います。
- 最新の切らないワキガ手術のミラドライのデメリットとは?
- ワキガの女性はちょっと嫌だ!という男性は少なくないです。だからワキガというのは特に女性にとってかなり申告な悩みになり得るんですが、かと言って手術で傷が残るのってすごく怖いですよね!ワキガの手術と言えばやはり脇の下に直接メスを入れて切開する剪除法で、ニオイの原因になるアポクリン汗腺を除去するのが手術によるワキガ対策の主流とされていました。しかし今では切らない手術としてミラドライというものが出てきており、傷痕がほとんど残らない上に術後のダウンタイムも短くて済むという事でとても人気なんです。
- ワキガは手術をしても再発するって本当?何かいい対処法はないの?
- ワキガに悩まされている人たちが一番最初にたどり着くのは手術で治すという方法だと思います。ワキガドクター自身も最初は手術を考えました。でも手術を実際に受けた人の口コミなどを見ていても再発したという人は結構います。費用も決して安くない・・・というかとても高いのに、なんで再発するという噂が絶えないのでしょうか?
- わきがの手術で死ぬこともある?実際に受けた人の死亡例を暴露します
- いまだにわきが治療の方法としてメジャーなのは手術でアポクリン汗腺を封じてしまう事。でもノーリスクではありません。いろいろな医師がいて、いろいろなクリニックがあるので、わきがの手術にも死亡例があるんです。
- わきがの手術で再発しない手術はある?より確実にニオイを消すには?
- わきがで手術を受けるなら目的は当然「わきがのニオイを完全に解消すること」ですよね。でも意外にもわきがの手術について調べれば調べるほど再発したというネガティブな体験談がたくさん出てきてしまいます。
- ワキガの手術をしても術後臭が出る?出ないようにする方法はないの?
- わきがの手術を受けた後に術後臭というものが出る。というのはわきがに悩む人々の間でも意見が分かれるところです。そんなものあり得ないという人もいるのですが、実際に術後臭に悩まされているという人もいるのが現実。