ワキガ手術の皮下組織吸引法は再発しやすい?リスクと費用はどう?

ワキガ手術の皮下組織吸引法は再発しやすい?リスクと費用はどう?

ワキガ手術の一つである皮下組織吸引法。脂肪吸引と同じように皮膚に切り込みを入れてカニューレという器具でワキガの原因となるアポクリン汗腺を吸い取ってしまうというこの手法は皮膚科などよりも美容クリニックで行われている手術です。

 

 

脇の下を1センチ程度しか切らないので痕が残りにくく女性に人気があるのですが、費用に対して再発のリスクが高いんですよね。今回は皮下組織吸引法の費用とリスク、そして再発する理由を解説していきたいと思います。

 

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皮下組織吸引法の効果と再発のリスク

皮下組織吸引法のメリットは何よりその手軽さにあります。アポクリン汗腺を除去するという意味では他の剪除法や切除法といった手術と同じですが、切開する規模が圧倒的に小さくて済むのです。

 

切開するのはだいたい5ミリ〜1センチ程度と、カニューレ等の器具を挿入するのに十分な大きさがあればいいのです。そして傷が小さいということは身体への負担も少なく、術後のダウンタイムが短くて済むんですよね。

 

ただし、そんなメリットに対してデメリットが大きいのです。冒頭で触れたように皮下組織吸引法は再発のリスクが高い手術なんですね。

 

切開する範囲が小さいということは除去するべきアポクリン汗腺を目で見て取ることができないのでどうしても手さぐりになり、取り残しが出てしまうのです。

 

取り残したアポクリン汗腺は当然、術後も残ってワキガのニオイを発し続けてしまいます。もちろん数が減るのでニオイは弱くはなるかもしれませんが、すっぱりと消臭することが出来ないのです。

 

アポクリン汗腺というのは取り残してしまうと再生するので、皮下組織吸引法では最終的に再発する人が40%以上いるというデータもあるようです。もちろんその数字には再発を申告せずに泣き寝入りしてしまった人の数は含まれていないので実際に再発してしまった人はもっといるということになりますね。

 

保険適用外?費用の問題

しかも皮下組織吸引法によるワキガの手術は皮膚科などの病院ではまず行われない手術です。主に美容クリニックで行われるのでもれなく保険適用外となってしまいます。

 

具体的な費用としてかかるのはだいたい15万〜20万程度。これで再発のリスクが40%からそれ以上ということではちょっと割りに合わないですよね!確かに手術としては手軽なので2度3度と繰り返し施術するだけの金銭的余裕があればいいかもしませんけどね。

 

もし皮下組織吸引法を検討しているあなたが軽度のワキガであれば、ニオイを可能な限り抑えるという意味では適しているかもしれませんが、どうせ軽度ならそもそも手術なんてしなくてもデオドラントクリームで簡単に改善することが出来ます。

 

ワキガドクターが使っているデオドラントクリームであれば5,000円もかからないし、わざわざクリニックに足を運ばなくても自宅で10秒でワキガ改善が可能です。一度使ってみるのも悪くないんじゃないでしょうか?

 

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