子どものワキガは病院に連れて行って治療するべき?子どものワキガ治療

子どものワキガは病院に連れて行って治療するべき?子どものワキガ治療

自分の子どもからワキガ臭がするという場合、親御さんはかなり焦ってしまいますよね。幼稚園や保育園・小学校などで、ニオイを原因にしていじめに遭うのではないかという予測をしてしまいがちですので、病院に連れていくべきかとまで考えてしまうのも無理はないです。

 

子どもがワキガ体質である場合、自分や配偶者がワキガ体質で、実際に困った経験があるというケースがほとんどです。ワキガは親から子供へ遺伝しやすいので、ご主人もしくは奥様がワキガ体質だった場合にはお子様にも遺伝している可能性はとても高いです。

 

特に両親二人ともワキガ体質だった場合はかなりの高確率で子どももワキガになるので、自分たちと同じような目に遭わせないためにもなるべく早く、適切な対処をしておきたいものです。

 

そこで今回は子どもがワキガかもしれないという場合に病院に連れていくべきか?どのような流れで対処していくべきなのかを解説していきたいと思います。

 

病院に連れていくのはアリ!

まず自分の子どもからワキガ臭がしてきた場合、病院に連れていくのは悪い事ではないです。気になって悶々とするよりも早めに「実際のところワキガなのかどうか」というのがハッキリした方がその後も早く対処出来るからです。

 

ただし、どこの病院、何科を受診させればいいのか?治療方法はどのようなものがあるのか?といった病院に連れていくことに付随する悩みも多いです。

 

特に病院選びを間違えてしまうと後々治療ミスや誤診など大変なことになってしまうリスクもありますので、どこを受診するとどうなるのかも解説しましょう。

 

子どものワキガは皮膚科を受診する

結論から言ってしまいますが、子どものワキガの治療をするならまず受診するべきなのは「皮膚科」です。

 

いきなり手術を受けさせようという親御さんもさすがにいないかとは思いますが、よく大人のワキガを手術で治す「美容外科」的なワキガ治療専門のクリニックに連れて行っても最善策として勧められるのはどうしても手術になってしまいます。

 

皮膚科であれば子どものニオイの出所や原因がどうなっているのか?現状を把握するところから始めて、最終的な親子の意向についても確認した上で、手術なりその他の治療方法を試すという選択がしやすいです。

 

「うちの子、ワキガかな?」と思ったらまずは皮膚科を受診するということを念頭に置いておきましょう。

 

わきがだと診断されないこともある

皮膚科などで子どものワキガについて相談した時、ニオイの原因がワキガではないと診断されることもよくあります。

 

理由は以下の通りです。

 

  • 親御さんの思い込み
  • ワキガ臭ではなく、衣服や汗のニオイだった
  • 1回の診断ではワキガ臭が確認できなかった

 

これらに該当する場合、いくら親御さんが「ワキガだ!」と思っていても医師の見解が異なるケースはあるのです。

 

何しろニオイの問題ですので、単純にニオイがキツいかどうかではなく、ニオイの質を見てそれがワキガ臭なのかどうかをチェックします。チェック方法としてもほとんどの場合は実際に脇の下にガーゼなどを挟んで、付着するニオイからワキガ臭が出ているかどうかを判断します。

 

医師やその場にいる看護師の主観によるところも大きいため、「試験切開」が選択できる病院だといいでしょう。

 

試験切開とは脇の下を試験的に少しだけ切ってみてワキガのニオイの元になるアポクリン汗腺が本当にあるかどうかを目視で確認する方法です。切るのは抵抗があるかもしれませんが、傷は本当に小さいですし後もほとんど残りません。

 

何よりも確実にワキガかどうかの診断が出来るので試験切開も手際よくやってくれる病院だとなおよしですね。

 

自宅に居ながら親子で出来るワキガ対策

病院に行かなくても、手術をしなくても、子どものワキガはデオドラントクリームを使うことでニオイを抑えることができます。

 

殺菌効果によってニオイを作り出す表皮の常在菌を押さえ、制汗作用によってニオイの元になる汗を止めることが出来るので、ワキガであってもそうでなくても十分な効果を発揮してくれます。

 

あくまでもデオドラントなので、「特別なことをしないといけない体質だ」というコンプレックスを与えることなくニオイに対処することが出来るので体臭全般に悩んでいる親子の愛用者も最近では増えています。

 

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