アトピーの子どもでも問題なく使えるワキガ対策デオドラントはこれ!
アトピーなどの肌のトラブルを抱えている子どものワキガ対策のデオドラントはどういうものを使ったらいいのか?という点について悩んでいる親御さんは意外といるようです。
確かにアトピーの場合は普通にドラッグストアなどに売っているような市販のデオドラントはほとんど使えません。市販のデオドラントには消臭効果を安価に実現するために刺激の強い成分が配合されているからです。
最近の子どもは育ちがいいのでアポクリン汗腺の発達の年齢も早く「子どものワキガ」の問題はとても多くなってきています。
更にアトピー性皮膚炎の子どもも時代と共に増え続けており両方を同時に抱えてしまう子どもも増えてきているので、「アトピーの子どもでも安心して使うことが出来るデオドラント」が求められているのです。
今回はデオドラントに良く入っている成分で「アトピー肌の子が絶対に避けるべき成分」を紹介しつつ、アトピーでも使えるデオドラントとその理由について解説していきたいと思います。
これが配合されているデオドラントは避けましょう!
最初に、アトピーの子どものワキガ対策として子どもに使ってあげるデオドラント選びで絶対に避けた方がいい成分をお伝えします。
アルコール系の成分が強く配合されているデオドラントをアトピーの子どもに使うとかなり沁みて痛みを感じてしまいます。
アルコールには高い殺菌効果があるというのはご存知かと思いますが、ワキガは皮膚常在菌の繁殖がニオイの原因となるため、殺菌効果を高めるためにアルコール系の成分は配合されているデオドラントは非常に多いです。
パッケージ裏面などに書いてある成分表を見ると「アルコール」とか「エタノール」という表記がされているのでわかりやすいです。
またパッケージ表面で「塗ったらスースーする」とか「サラサラスッキリ」みたいな表現のキャッチコピーが書いてある場合はそれがアルコール系成分によるものなのかメントールによるものなのかをちゃんとチェックした方がいいです。
塩化アルミニウムは高い制汗作用を持っていますがとにかく刺激が強いのでアトピーの子は絶対に避けてほしいです。
市販の制汗スプレーやロールオンタイプの中身が液状になっているデオドラントは塩化アルミニウムが入っていることがありますし、多汗症の対策として病院などで処方されることもあります。
アトピーの子に対して病院が塩化アルミニウムを処方することはまず無いと思いますが、ドラッグストアなどで購入するデオドラントの場合は塩化アルミニウムが入っているかどうかを親がしっかり確認してあげた方がいいです。
デオドラントは長時間肌に触れているものになりますが、その成分に金属系の消臭成分が配合されていると金属アレルギーを引き起こす恐れがあります。
特にアトピーの子は書いてしまって皮膚に傷が出来ていたりすることがあり、そこから汗で溶けた金属系の成分が吸収されてしまうとアトピーにとってはマイナスです。
アトピーの子が金属アレルギーになってしまうと症状が悪化していくことがありますので注意したいですね。
具体的に言うとエージーデオなどで主に含まれている銀イオンなどはアトピーの子に使わせるデオドラントとしては特に避けるべき成分だと言えます。
ワキガにはミョウバンが効くという話はとても有名ですが、出来ればミョウバンはアトピーの子どもには使わない方がいいです。
確かに刺激が少ない成分ではあるし、確実に制汗・殺菌を両立してワキガのニオイ対策としてはとても有効なのですが、金属系の成分「アルミニウム」が含まれているからです。
ミョウバンで金属アレルギーになったという話はあまりたくさん見かけませんが、デオドラントは常時肌につけていることになるものですので理屈では金属アレルギーの危険性もあり得ます。
アルコールや塩化アルミニウムほどの危険性はないかもしれませんが、どうしても使うのであれば量とか頻度が多くならないように調整してあげる配慮は必要だと思います。
市販のデオドラントでアトピーに危険な成分を避けるのは難しい!
ここまでいくつかのアトピーの子どもに使わせてはいけないデオドラント成分について解説しましたが、市販のデオドラントではこれらを避けるのはとても難しいです。
手ごろな価格帯の500円〜1000円くらいの人気の高いデオドラントほどアルコールや塩化アルミニウムに頼っている場合が多いからです。
また持続性も低く、持ち運んで1日に何回も塗り直しをすることを前提に作られているので、重ね塗りによる肌への負担は避けられません。
ではどんなデオドラントなら問題ないのでしょうか?
アトピーの子どもでも使えるワキガ対策デオドラントはこれ!
私が「アトピーの子どものワキガ対策」に最適だと思うデオドラントはクリアネオです。
公式サイトを見ていても、「低刺激だから子どものワキガにも使える」とか「敏感肌でも大丈夫」という解説が載っているので間違いないです。
また、クリアネオはプッシュタイプのノズルで1プッシュすると1回分のクリームが出るようになっています。この容器なら子どもでも簡単に使えますし、親が塗ってあげるにしてもなかなかじっとしていられない子どもにも素早く塗ることができますので扱いやすいです。
公式サイトでの購入であれば通常価格7980円のところを4980円で購入することが出来るキャンペーン中のようなので、チェックしておいた方がいいと思います!
ワキガドクターの厳選コンテンツ!わきが・多汗症対策のススメ
関連ページ
- ワキガによる子どものいじめを防ぐために親がしておきたい対策5選
- 自分の子どもにワキガが遺伝して発症したと気づいた親御さんは、自分も過去に悩んだ経験から子どもがいじめにあうのではないかと心配になるかと思います。
- 小中学生でもわきがの手術は受けられる?受けた場合のデメリットは?
- 思えば私たちが小学生や中学生だった小さいころにもクラスの中で必ず「お前くさいんだよ!」と言われていじめられている子っていましたよね?今回は小中学生がわきが手術を受けられるのか?そして受けた場合にデメリットなどは無いのかをチェックしていきたいと思います。
- 中学生からのわきが対策!学校でいじめられないために出来る消臭
- 子どもの身体というのは第二次成長期を迎えると大きく変化していきますが、わきがについても顕在化してくるのは小学校高学年から中学生くらいが多いです。中学生くらいの時期というのは多感な時期でもありますし、昔よりも表立っていじめを苦にして自殺する子も増えてきていますので、親御さんとしても注意が必要です。
- 子どもの頃に自慰行為をするとわきがになってしまう?実際のところどうなの?
- 小さい子どもがマスターベーションすることを幼児自慰と呼びます。成長の過程で自我の形成に重要な役割を果たすのですが、発見してしまった親御さんはそんなに冷静ではいられません。そしてまことしやかに「自慰をする子どもは将来わきがになってしまう」という噂も流れているようです。
- 低年齢化する子どものわきが対策!安全性重視の対処法はどんな方法?
- 最近、小さい子どものわきがに悩まされている親御さんが非常に多いです。子ども用のわきがの手術をする医療機関まであるくらい「子どものわきが対策」というものが重要視されてきています。わきがと言えば人間なら誰しも肌に存在している皮膚常在菌によって脇にあるアポクリン汗腺から分泌される皮脂の多い汗が分解されることで発生する独特のニオイです。
- 子どもがわきがであるという事実を本人に伝えるべき?どう自覚させる?
- 自分の子どもからわきがのニオイがしてきて悩んでいる親御さんがぶつかる壁として「本人に伝えるべきか?」という問題があります。あなたならどう伝えますか?
- 思春期の子どもからわきがのニオイがする!一時的なものなの?
- 思春期を迎えた子どもは男女を問わず体臭が強くなってきますが、中には「子どもからわきがのニオイがする」と悩んでいる親御さんもいます。一時的なニオイだったりする子もいるのですがその違いとはなんなのでしょうか?
- まだ幼稚園児なのにわきがのニオイがする!考えられる原因と対策とは
- 小学生や中学生のわきがというのはよくいじめの対象になりやすい問題なのですが、なんとまだ幼稚園児なのに子どもからわきがのニオイがしていて悩んでいるママさんもいます。
- 思春期はワキガがキツくなる?年頃の子どものための脇のニオイ対策
- 思春期と言えば身体が大人になる上で変化が激しくなる時期ですが、そんな年代の悩みとして「ワキガがキツくなる」「脇のニオイが強くなってくる」というものがあります。
- 子どものワキガは病院に連れて行って治療するべき?子どものワキガ治療
- 自分の子どもからワキガ臭がするという場合、親御さんはかなり焦ってしまいますよね。幼稚園や保育園・小学校などで、ニオイを原因にしていじめに遭うのではないかという予測をしてしまいがちですので、病院に連れていくべきかとまで考えてしまうのも無理はないです。
- わきがの子どもの耳垢はねばねばする!確実なチェック方法と対策
- ワキガ体質の人の耳垢はねばねばベタベタするという特徴がありますが、子どもの耳垢が湿っているということで「もしかしてうちの子もワキガなんじゃないか?」と悩んでいる親御さんは多いです。
- 中学生のワキガにボトックス注射は効果あり?メリットとデメリットを比較
- ワキガのニオイに対する即効性のある対策として有名なのがボトックス注射ですが、中学生のワキガ対策に打っても大丈夫なのでしょうか?